【実は超簡単!】板前流・・プロが作る本格鯖の味噌煮のレシピが意外と簡単な件
読者の皆様こんにちは。
現役板前のゆうきです。
現役板前のゆうきです。
鯖の味噌煮レシピの前に、少し前置きです^^
本日も、朝6時20分に起床して、
セリが始まる前に、先に市場に来ている他の経営者さん達と、
市場にセリに来るのは、9割方、
まぁ、ほとんどがたわいもない世間話なのですが…
さて、本日セリに出ていた魚は、
・真鯛(100g80円~150円)
・チダイ(100g30円~60円)
・サヨリ(100g120円~250円)
・マアジ(100g80円~120円)
・赤ナマコ(2キロ入り2500円~3500円)
・ブリ(100g60円~80円)タコ(100g120円~
・紋甲烏賊(100g40円~100円)
・トビエイ(一匹300円)
・サワラ(100g100円)
・マゴチ(100g70円~100円)
・メゴチ(100g20円)
・カナトフグ(100g40円~60円)
・穴子(100g100円~150円)
・カレイ(100g100円~250円)
etc…
値段はセリで落ちた最低値~最高値で、
今日はいきの良さそうなマアジを100g100円で15匹と、
仕入れが終わると、早速店に持ち帰って、下処理をします。
マアジはお造り用に上身にしていきます。
ここで全部、おろしてしまわずに、
新鮮なアジをフライにしたり、塩焼きにすると、
次に穴子です。
穴子は滑りがありますので、
開いたら包丁でこそぐように、内臓、血合いを綺麗に取り、
水洗いが完了したら捌いていきます。穴子は腹開きにします。
目打ちで穴子を固定したら、骨に沿って包丁で開き、
穴子は洗いにしますので、
これで穴子の洗いは完成です!!
酢味噌や、ポン酢につけて食べるのですが、
さて、前置きが長くなりましたが、本日は昨日お伝えした通り【
用意していただくものは、鯖(塩鯖でも可)スライス生姜、 田舎味噌、濃口、薄口、本みりん、砂糖、酒です。
あと、鯖の他に大根( 下処理はぶり大根の記事を参考にしてください)や、 ゆで卵を一緒に入れても美味しいですよ^^
鯖を二枚におろして、適度な大きさにカットします。 皮にバッテン印の切れ込みを入れ、シモフリ( お湯を材料にかけること)をします。
シモフリをした鯖、生姜、入れるのであれば大根、 玉子を鍋に入れ、 材料が軽く被るくらいまで水と酒を少しを入れて、沸かします。
沸かしている途中にアクが出てくると思うので、アクをすくって、 砂糖とみりんを少量入れます。
この砂糖の量については、目分量としか言いようがありませんが、 鯖の味噌煮ってだいぶ甘いですよね^^
味見をしてみて、しっかり甘くなってるなー、ぐらいの感覚です。 取り敢えず大さじ3〜4杯ほど入れてみてください。
甘くしすぎるのはもちろんダメですよ、 甘くしすぎちゃうと取り返しがつかなくなりますからね!! みりんはほんの少量でオッケーです。
砂糖を入れると更にアクが出てきますから、丁寧にすくいます。
沸いたら弱火にします。
砂糖、みりんで甘さ加減が決まって、全体に浸透したと思ったら、 薄口と濃口1:1ぐらいの割合で入れていきます。
一回でドボッと入れてしまうより、5分おきぐらいに、 少しずつ入れていき、味を確認しながらやるのがポイントです。
30分ぐらい焚くと、だいぶ煮詰まってくると思いますので、 最後に味噌をいれます。
味噌を入れる前の味の目安は、鯖の煮付けよりも、 ほんの少し薄いかなー、ぐらいですね。
味噌の量も自分の味覚を信じて、少しずつ入れてみてください。
バッチリな量が見つかりますよ!!
味噌をいれたら、汁がとろとろになるまで、少し煮込んだら、 出来上がりです!!
砂糖や醤油の量など最初は戸惑うかもしれませんが、 何回かやるうちに、直ぐにこれだ!と言う量が分かってきますよ^ ^
ぜひお試しください!!
明日は僕が賄いで良く食べる、【茄子と豆腐と鶏の揚げ出し】 をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!!ちなみにこれマジで絶品ですからね(^^♪